『熱血ブログ!!主計ファミリーの現場バカ日誌』は、安全や品質に関する情報の「共有化」や「見える化」を通じ、少しでも「配管業界全体の活性化」につなげたいという願いを込めて、次世代の配管総合企業を目指す主計管工株式会社がお届けしています。
2021/09/30
最新技術を駆使したメカの力で安全性の向上と人手不足の解消を!!
皆さんこんにちは、管太郎です。さて”常識を疑え!”をスローガンに2021をスタートした主計管工ですが、私たちの建設業界も、様々な形で今までの常識を覆すようなチャレンジが試みられているようです。
例えば昨年末、ある設計事務所さんとドローン技術を有する企業さんがタッグを組み、ガス検知器を搭載したドローンによる下水道管路内調査の実証実験が千葉県で行われました。これは下水道の管路内の酸素濃度や硫化水素濃度をドローンで計測するための実験で、その技術が今後私たちの一般的な配管施工にも活かせるように汎用化が進めば、例えば地下ピット内の隅々に至る空間の酸素濃度や硫化水素濃度を、効率的かつ安全に測定することができるので、毎年数件起きてしまう悲しい酸欠事故のニュースを目にする機会が確実に減ることとなるでしょう。
また、これは本当につい最近のニュースなのですが、”ロボバディ”というロボットの”職人”が大阪のあるビルの建設現場で実際に”作業”をしているそうで、このロボット職人の特に優れているところは、自身の判断で動き、複数の作業が可能であるという2点だそうです。今はまだ小回りが利かないというハンデはあるものの、限られた場所をそれでも4輪駆動の台車と2本のアームを駆使して、複数の作業を同時にこなしながら、床パネルの設置を毎日”黙々と”行っているそうです。
これら2つのチャレンジには、「建設現場にロボット技術の応用は難しい」と言われていた業界の常識を覆す突破口になる可能性を秘めているという共通点があり、2例ともここに至るまでに、いくつものトライ&エラーを繰り返し、ようやくたどり着いた成果であろうということも同様だと思われ、同業者の端くれとして、本当に頭が下がります。
さあ、実りの秋の到来です。私もそろそろ、常識を疑い続けたおかげで収穫できた何かを皆様にいち早くお伝えすることができるよう、各事業部からの情報を集めて回ろうと思っています。というわけで本日のレポートを終わります!皆様どうぞご安全に!