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『熱血ブログ!!主計ファミリーの現場バカ日誌』は、安全や品質に関する情報の「共有化」や「見える化」を通じ、少しでも「配管業界全体の活性化」につなげたいという願いを込めて、次世代の配管総合企業を目指す主計管工株式会社がお届けしています。

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2019/07/18

意外に知らない?!表彰状に○○が無い理由!!

実際に担当して初めてわかった「表彰状」の奥深さ!!byケイ子

皆さんこんにちは、ケイ子です。実は私、今回初めて安全衛生大会の安全表彰で受賞者の皆さんにお渡しする表彰状の発注を担当させてもらったんですけど、あまりにも知らないことが多すぎて、その結果作成をお願いした書道の先生に一から十まで教えていただくことになってしまいました。というわけで今回はそんな私への自戒の念も含めて「表彰状の決まりごと」についてののあれこれをお伝えさせていただくことにしますね。

【表彰状作成時に覚えておくべきマナー】
作成にあたってまず押さえておきたいのが表彰状のマナー。例えば贈呈者が読みやすいように、また受賞者が見やすいようにと思い、先生へ文章の段落毎の改行と、その際に1字下げていただくことを最初のやりとりでお願いしたのですが、その際にお教えいただいたのが「都度の改行や1字下げ、また句読点の挿入など、相手にわかりやすい表記を施すことは逆に失礼にあたる」という事でした。理由としては、明治の中ごろになって初めて「誰でも読めるように」と言う意図で生まれた句読点などの理解しやすい表現は、それが無くても読める人にはその親切心が逆に仇となり、失礼にあたるからなのだそうです。というわけで、相手に敬意を表す場では、句読点や一字下げ、むやみな改行(基本1回まではOK)などの解りやす「過ぎる」表現はマナー違反になるので注意しましょう。(※ただし由来には諸説アリとのことです)また個人だけでなく受賞者が会社や組織であっても必ず敬称を忘れず、また贈呈者よりも受賞者が大きな文字で記載されていることも事前の確認が必要です。

【デザインの意味と選定時のポイント】
表彰状の縁に沿って何気なく施されている金の枠にも意味があって、上部の中心に幸運の雲を表す「雲竜」が、また縁起の良い想像上の鳥「鳳凰(※)」が雲竜を挟むように向かい合い、その鳳凰が宿るとされている「桐」が全体を囲む形になっているのが最もスタンダードなデザインなのだそうです。また、下地の色については、さわやかな白地がスポーツ等の競技や研究などの賞状に、重厚な印象のクリーム地が表彰状や卒業証書にそれぞれ向いているということなので、作成時のポイントとして押さえておきましょう。また最近ではタテ(横書き)型のモノも表彰状や修了証に使われる事が多くなっているようですが、やはり表彰状はヨコ(縦書き)型が主流らしく、圧倒的に多く選ばれているようですね。
(※鳳凰は「鳳」が雄で「凰」が雌、つまり「鳳凰」はそのカップルを指す言葉なんですって、全然知らなかった!)

というわけで、意外に全然知らなかった表彰状についてのトリビア、皆さんはいくつご存知でしたか?今回の作成にあたり、先生には大変お世話になりましたが、来年以降も是非お願いしたいと思っていますので、今後もよろしくお願いします!それでは次回までごきげんよう!ご安全に!!

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