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『熱血ブログ!!主計ファミリーの現場バカ日誌』は、安全や品質に関する情報の「共有化」や「見える化」を通じ、少しでも「配管業界全体の活性化」につなげたいという願いを込めて、次世代の配管総合企業を目指す主計管工株式会社がお届けしています。

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2014/02/01

工事現場版「マーフィーの法則」と「高名の木登り」byハカル

 


パパから聞いたんだけど、工事現場にもマーフィーの法則っていう「あるある事例集」みたいなものがあるんだって。みんな知ってた?その中の一つに「人は20mの高さからは落ちないが2mからは落ちる」っていうのがあるんだけど、これが鎌倉時代のの末期に書かれた吉田兼好の徒然草(つれづれぐさ)に出てくる「高名の木登り」っていうお話にそっくりなんだ。どれだけ似てるかわかってもらうために、今からその内容を今の工事現場風にアレンジしてボクとパパで訳してみるね。

・・・うわぁ。・・・あんな高いところでパパの会社の人お仕事してる。大丈夫かなぁ。・・・こわくないのかなぁ。パパ監督さんなのになんで声かけないんだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・

あっ、降りてくる!

・・・・・・・・・・・・・・・・

降りてくる...降りてくる...ふぅっ。もう大丈夫な高さだ。

おいっ!!気をつけて降りるんだぞっ!!

えっ?!... ねぇパパ?あれくらいならもう飛び降りたって大丈夫な高さなのに、何で注意するように声かけたの?

それはな、ハカル。目が回るような高さのところにいる時、人は自分で注意をするからパパはあえて口出ししなかったんだよ。ミスっていうのはな、危なくないと思った時に得てして起こるものなんだ。だからパパはあの高さになってからこそ、注意するように声をかけたんだよ。

へー、なるほどぉ。さすがはパパ、やっぱりプロの言うことは違うね。人は安心したら心も緩んじゃういきものなんだね。とっても勉強になったよ。ありがとうパパ。

ね。そっくりでしょ。今から700年近くも前に書かれたものなのに、ちゃんと今の現場にも通じてるなんて、やっぱり古典ってすごいなぁ。興味のある人はぜひ本物をチェックしてね!!それじゃあみんな、本日もご安全に!!