歓迎すべき無人化?現場作業の未来について!
皆さんこんにちは。管太郎です。先日、遅ればせながら酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者の技能講習を3日に渡り受講し、お蔭様で資格を取得することができました。今回はそこで学んだことや感じたことをご報告いたします!さて、酸欠や硫化水素による事故は、発生件数こそ少ないのですが、一度起きると重篤な災害になる可能性が高く、かつ一度の事故で複数の被害者が出やすいというのが特徴の一つです。講習ではいかに危険作業を手順から省くか、また危険作業がどうしても回避できない場合はどのような安全措置が必要かなどの根本的な学習や、労働者を危険から守るための関係法令はどのような理由で発布され、またなぜ改正が繰り返されているのかなどを学びました。最終日には実技試験があり、私も実際に酸素や硫化水素の濃度を測るテストを受けたのですが、その時、もしこれが人ではなく、例えば今話題のドローンにでも出来る作業なら、今後少しでも助けられる命があるのではないか?などと思いながらテストを受けていました。前述の安全大会の懇親会で、あるメーカーの方とお話しする機会があったのでそのことを思い出し、今後の可能性について語り合いました。その方曰く「防爆仕様のドローンと濃度計の一体化については比較的実現しやすいとは思うが、その開発費や操縦者の人件費など、やはりコスト面の整備に時間がかかるのでは?」というご意見でした。しかし何はともあれ、危険作業回避のための歓迎すべき無人化は、それほど遠くはない将来に実現して欲しいものですよね。それではこれで本日の報告を終わります。みなさま、今日も一日ご安全に!