『熱血ブログ!!主計ファミリーの現場バカ日誌』は、安全や品質に関する情報の「共有化」や「見える化」を通じ、少しでも「配管業界全体の活性化」につなげたいという願いを込めて、次世代の配管総合企業を目指す主計管工株式会社がお届けしています。
2016/04/10
ケイ子です。春は企業にとって新しい人材を受け入れるとっても重要な季節ですよね。そこで今日は、企業が新人に対してまず第一に施さなければならない教育、「雇入れ時の教育」について説明します。この教育は、新しく雇用した人がこれから携わる仕事に関する安全衛生について学ぶための教育、つまり、その仕事の「素人さん」を危険から守るために施す最初の教育がこの「雇入れ時の教育」なんです。これは「雇入時の健康診断」と同じく、労働安全衛生法で企業に義務付けられているもので、内容については、
1.機械、原材料の危険性や有害性とこれらの取り扱い方法に関すること
2.安全装置、有害物抑制装置、保護具の性能とこれらの取り扱い方法に関すること
3.作業手順に関すること
4.始業前点検に関すること
5.携わる業務に対する疾病の原因や予防に関すること
6.整理整頓、清潔の保持に関すること
7.事故時の応急措置や退避に関すること
8.その他安全衛生に必要な事項
以上の8項目を満たすものでなければなりません。パパの会社では研修中に全部を織り込んだ独自のカリキュラムを用意してるんですって。せっかく社会から預かる人材ですもの、一刻も早く戦力になってもらうためにも、まずは本当の意味で「安全第一」を学んでもらうことが肝心ですよね。慣れてくると疎かになりがちだから、今の内に安全の大切さを学んでもらわなきゃ。ちなみにウチのパパも講師になる項目があるみたいなんですけど、「初心を忘れずに頑張る!」って言ってました。ってパパにもそんなフレッシュな時期があったのかしら?(笑)それでは今日はここまで。次回まで皆さまごきげんよう!