現場の最重要アイテム、図面作成時の心得!!
例えばオーケストラにおける譜面のように、現場における施工図面というものは、監督員や作業者にとっての最も重要なコミュニケーションツールです。しっかりとした施工図面が無ければ良い建物は絶対に作れないと言っても過言ではありません!そこで今回は私の知る中でも、最も優れた施工図面を描くあるベテラン監督員さんにいろいろ伺ってきたので今回ご報告いたします!この監督員さんがまず一番に心がけていること、それは「独りよがりな図面にしない事」だそうです。図面を描く時はその考えを基本に作業する人のことを配慮して、例えば寸法線が重ならないよう大きい寸法を外に、小さい寸法を内に書くなど、常に作業者に対して「見やすい」工夫を凝らしているそうです。また、要らない情報は出来るだけ省くことや、あえて複雑な箇所から手をつけることなどが「独りよがりな図面」にしないコツなんだそうです。私も今後の施工図面を描く時の参考にしたいと思います!貴重なアドバイスを本当にありがとうございました!それでは最後に、この監督員さんから若い監督員さんに向けたメッセージをお届けします。「建設業界に従事している若い皆さん!(図面を)描かないのと描けないのとは違います!ぜひ若いうちから良い図面を描く努力と訓練をしてください!ご安全に!!」それでは私からのリポートを終ります。次回もお楽しみに!